【報道】不敬発言の財務相、辞任へ
【7月5日】不敬発言疑惑で騒がれているダグラス・サブリ前財務大臣が、本日午前6時付で辞任したことが分かった。本人がTwitterで明かした。
サブリ前財務大臣は6月30日、自身の名前で運用するTwitterアカウントで「王国経済は死に体だ」「独立以来の放漫経営の皺寄せが来る」などと発言。ツイートは間も無く削除されたものの、一部ユーザーによって当該ツイートのスクリーンショットなどが拡散された。これらの発言が王室批判に繋がるものとして、与野党を問わず批判されていた。
一連の出来事についてラニル・バンダラナイケ首相は改めて声明を発表し、辞任について「発言が無いものになった訳ではない」と引き続いての弾劾の可能性を示した。サブリ前財務大臣は未だ国会議員の資格を有しており、弾劾が成立すれば同地位も失うことになる。
一方で王室庁長官の発表によると、国王陛下は「弾劾を望んでおられない」ということだ。
現時点で、サブリ前財務大臣からの直接的な弁明は無い。
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